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放射線と言うと「原爆」や「原発」を思いおこしますが、放射線は、自然放射線と人工放射線とに分けることができます。

自然放射線は、もともと自然界に存在している放射性物質から出ている放射線。

ウラン(238)、トリウム(232)、ラジウム(226)、ラドン(222)、ポロニウム(218)、炭素(14)、トリチウム(3)、カリウム(40)など、自然界にも放射線がたくさん存在しています。

人工放射線は、人工的な装置から発生させた放射線や、原子力発電などによって人工的につくられた放射性物質から出る放射線のことです。

エックス線、プルトニウム(239、240)、ストロンチウム(89、90)、ヨウ素(129、131)、セシウム(134、137)などがあります。

人工放射線は遺伝子を傷つけ、将来癌になるリスクが高まります。

 

一方、微量の自然放射線は傷ついた遺伝子を修復すると言われています。

実は、太陽や宇宙からこれらの放射線は常に地上に降り注がれているのです。

ただ、私たちに有害な放射線は、地球を覆っている「電離層」で遮断され、有益なものだけが地上に降り注いでます。

太陽光線も放射線のひとつで、波長の低い「光波長」なのです。

地球の生命体はこの放射線によって「生命活動」が維持されていると言えます。

 

1961年からはじまった米国の有人月面探査「アポロ計画」では、放射線は人体にどのような影響を及ぼすのかが大きな問題となりました。

地上の100倍とも言われる放射線(宇宙線)を宇宙飛行士たちが浴びることになるからです。

当時ミズーリ大学教授だったトーマス・D・ラッキー博士はその研究を任されます。

博士は「微量の放射線は免疫力を高め、生殖力など生命活動を向上させる」という研究結果を発表しました。

これは、のちに「放射線ホルミシス」(ギリシャ語の”ホルメ(刺激する)”に由来)と命名されます。

 

日本でも、1988年に電力中央研究所と岡山大学医学部が共同で放射線ホルミシスの研究をはじめ、東大、京大、阪大など14の研究機関で10年以上に渡り動物実験を行いました。

1995年までに、放射線の低線量域において、老化抑制、抗酸化、がん抑制、免疫活性などホルミシス効果が誘導されることが報告されています。

2007年10月、統合医療に携わる医療関係者らを中心に、「ホルミシス臨床研究会」が発足されました。11月には、トーマス・D・ラッキー博士らが招かれ、横浜で国際シンポジウムが開催されました。今後、さらなる放射線ホルミシスの啓蒙と普及が望まれるところです。

弊社では玉川温泉北投石の湯ノ花を焼き付けた「焼付鉱石」を開発しました。

「焼付鉱石」は「北投石と認む」と鑑別書を取得しています。

「焼付鉱石」北投石の湯ノ花を焼き付けたものですので、北投石と同等の放射線量を実現しました。

これにより北投石と同等の効果が期待できます。

放射線ホルミシスとは

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